第一種圧力容器取扱作業主任者とは of 安全衛生管理体制のポイント

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第一種圧力容器取扱作業主任者とは

選任

 第一種圧力容器取扱作業主任者を選任すべき事業場は、第一種圧力容器(小型圧力容器及び次の1.と2.の容器を除く。)の取扱いの作業を行う事業場で、選任する必要があります。

  1. 蒸気その他の熱媒を受け入れ、又は蒸気を発生させて固体又は液体を加熱する容器で、容器内の圧力が大気圧を超える第一種圧力容器で、内容積が5立方メートル以下のもの
  2. 次のa.からc.の第一種圧力容器で、内容積が1立方メートル以下のもの
    1. 容器内における化学反応、原子核反応その他の反応によって蒸気が発生する容器で、容器内の圧力が大気圧を超えるもの
    2. 容器内の液体の成分を分離するため、その液体を加熱し、その蒸気を発生させる容器で、容器内の圧力が大気圧を超えるもの
    3. その他、大気圧における沸点を超える温度の液体をその内部に保有する容器

 そして、事業者は、第一種圧力容器の取扱いの作業のうち、化学設備(別表第1に掲げる危険物(火薬類取締法第2条第1項に規定する火薬類を除く。)を製造し、若しくは取り扱い、又はシクロヘキサノール、クレオソート油、アニリンその他の引火点が65度以上の物を引火点以上の温度で製造し、若しくは取り扱う設備で、移動式以外のものをいい、アセチレン溶接装置、ガス集合溶接装置及び乾燥設備を除く。)及びその附属設備に係る第一種圧力容器の取扱いの作業については、化学設備関係第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習を修了した者のうちから、第一種圧力容器の取扱いの作業のうち、化学設備に係る第一種圧力容器の取扱いの作業以外の作業については、特級ボイラー技士、一級ボイラー技士、二級ボイラー技士、化学設備関係第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習若しくは普通第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習を修了した者のうちから、第一種圧力容器取扱作業主任者を選任しなければなりません。

 なお、事業者は、第一種圧力容器の取扱いの作業で、電気事業法、高圧ガス保安法又はガス事業法の適用を受ける第一種圧力容器に係るものについては、特定第一種圧力容器取扱作業主任者免許を受けた者(化学設備に係る第一種圧力容器の取扱いの作業については、高圧ガス保安法第29条第1項の製造保安責任者免状若しくは販売主任者免状の交付を受けている者、又はガス事業法第32条第1項のガス主任技術者免状の交付を受けている者であって、特定第一種圧力容器取扱作業主任者免許を受けたものに限る。)のうちから、第一種圧力容器取扱作業主任者を選任することができます。

 第一種圧力容器取扱作業主任者を選任した場合は、労働基準監督署に届け出る必要はありませんが、作業主任者の氏名とその者に行わせる事項を作業場の見やすい箇所に掲示する等、関係労働者に周知しなければなりません。

 また、ボイラー及び圧力容器安全規則には、第一種圧力容器作業主任者の氏名を第一種圧力容器を設置している場所の見やすい箇所に掲示しなければならないと規定されています。

職務

 第一種圧力容器取扱作業主任者の主な職務は、次の通りです。

  1. 最高使用圧力を超えて圧力を上昇させないこと。
  2. 安全弁の機能の保持に努めること。
  3. 第一種圧力容器を初めて使用するとき、又はその使用方法若しくは取り扱う内容物の種類を変えるときは、労働者にあらかじめその作業の方法を周知させるとともに、その作業を直接指揮すること。
  4. 第一種圧力容器及びその配管に異常を認めたときは、直ちに必要な措置を講ずること。
  5. 第一種圧力容器の内部における温度、圧力等の状態について随時点検し、異常を認めたときは、直ちに必要な措置を講ずること。
  6. 第一種圧力容器に係る設備の運転状態について必要な事項を記録するとともに、交替時には、確実にその引継ぎを行うこと。

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